Q&A - ヒアリング | 栃木・群馬・茨城・埼玉・東京・関東エリアを拠点に活動する建築家 栃木県小山市の羽鳥芳之建築設計事務所 | 住宅設計・店舗設計

Q&A

3.ヒアリング ~計画について考える~

Q.1 良い住環境をつくるためのコツは何ですか?

私たちは単に建物だけの設計ではなく、敷地全体を有効にデザインする事を心がけています。敷地の特徴や周辺環境を把握し、場の固有性を考え、内部と外部・公と私など住環境を形成する要素の連続性のなかにデザインのポイントを見いだしています。又、全体工事費の中で建物本体に全ての予算を掛けるのではなく、外構工事に工事費の約15%程度を配分することで、敷地全体の建物と外構のバランスの良い計画になると考えています。その他の車庫・物置なども、必要に応じて提案していきます。

Q.2 要望がとても多いのですが・・・

私たちは対話の中でアイデアやプランの方向性を見いだして行きます。近い将来をイメージしながら、どんどん夢を語ってください。出来る限りの要望をふまえたプレゼンテーションをさせて頂きます。要望や敷地の形状を踏まえ、図面だけでなく模型やCG・イメージ写真などコンセプトを分かりやすく伝えられるような楽しいご提案をさせていただきます。まずは理想の住まいを考えながら、家族にとって大切なものを残し、必要でないものを省いていくプロセスの中で、予算とのバランスの取れた理想の家に近づいていくのだと考えています。

Q.3 リノベーション(改修)か建替か迷っています・・・

リノベーションか建替かは、どちらにもメリット・デメリットがあります。リノベーションのメリットは工事の規模や改修する箇所数によっても異なりますが、建替よりは工期が短く、仮住まいの期間が短く済みます。工事箇所によっては住みながらの工事も可能です。又、デメリットとしては既存の構造等によりプランの制約を受ける事等があげられます。皆さんリノベーションしたい理由も「耐久性や美観を高めたい」「設備をグレードアップしたい」「断熱性を向上させたい」「防犯性を高めたい」「耐震性を高めたい」など様々です。最近ではライフスタイルの変化にあった減築の問合せ等も増えています。お子様の巣立たれた後の生活では、リビングを中心に寝室や水廻りを配置し、コンパクトに構成するのも一つの方法かと思います。リノベーションと建替のそれぞれのメリット・デメリットを考慮し、今後を豊かに暮らせる住宅にするための新たなご提案をします。もちろんリノベーションの事例も年に数件はございますので、ぜひご相談下さい。

Q.4 2世帯住宅を計画する時、どんな点を重視したらいいですか?

まずはご家族で良く話し合って、どんなスタイルにするか決めていきましょう。色々なスタイルがありますが、代表的なものは次の3つです。
①完全同居型(食事や入浴を共同で使用する)
建築費や光熱費は安く済みますが、プライバシーは確保しにくくなります。
②一部分離型(キッチンや浴室等を別々に設けながらも2世帯が集まれるスペースを設置する)
建築費や2世帯分の光熱費がかかりますが、各々のプライバシーは確保しつつ、両世帯の交流は取りやすくなります。
③完全分離型(玄関・キッチン・浴室を別々に設ける)
お互いの生活スタイルの違いなど気にせずに暮らせますが、②同様建築費や2世帯分の光熱費がかかります。又、内部でお互いの住居を行き来する為のドアは設置した方が便利です。
いずれにせよ、お互いの生活スタイルを尊重しつつ、生活スタイルの違いにストレスを貯めない工夫をし、どのような形で交流を図っていくか考えていく事が重要です。

Q.5 敷地形状が複雑な場合や高低差がある場合でも計画できますか?

どのような条件でも要望や周辺環境を考慮しご提案することは設計事務所の得意とするところです。
まずはお話を伺って敷地を見させてください。事務所で現地調査をし、敷地の大きさや形状、レベル差等の簡単な測量をします。必要に応じて本格的な測量や開発行為が必要な場合は、測量事務所をご紹介することも出来ます。調査をもとに与条件を整理して出来る限りのアイディアをご提案させて頂きます。

Q.6 地震に強い家がほしいのですが・・・

現在の建築基準法は新耐震基準 (1981年改正)といい、それ以前の基準を旧耐震基準といいます。旧耐震基準では震度5程度の地震でも転倒しないという基準があり、それ以上の震度については基準がありませんでした。それに対して新耐震基準では、震度5程度で建物に軽微なひび割れでとどめ、震度6や震度7の地震でも転倒しないこととなっています。現在の建築基準法をクリアしていれば新耐震基準を満たしていることになります。この他に耐震等級というものがあり、耐震等級1は新耐震基準(現建築基準法)を満たすことを示します。耐震等級2は耐震等級1の1.25倍の強度、耐震等級3は耐震等級1の1.5倍の強度があるという意味です。等級を証明するためには登録住宅性能評価機関への申請(申請料がかかります)が必要になります。当事務所では、ご要望があれば耐震等級2や3の基準を満たす建物の設計も対応します。

Q.7 省エネ住宅・エコ住宅ってどんなものでしょうか。

省エネ住宅とは、省エネルギーに配慮した住宅のことをいいます。具体的には、外部に面する部分(屋根・外壁・床)に断熱性能の高い断熱材を入れ、断熱・気密性能の高い窓を用いる等によって、室内と室外との熱の出入りを極力少なくするというものです。断熱性・気密性を高めれば少ない冷暖房で、光熱費を抑える事ができ、同時に、冷暖房による二酸化炭素の排出量を減らして地球温暖化防止に貢献できます。「エコ住宅」は省エネ住宅と似た意味で使われますが、自然エネルギーを活用した設備を採用したり自然素材を多用する等の、より地球環境に配慮した住宅のことをいいます。但し、「省エネ」や「エコ」への意識が高まるあまり、「省エネ性能を表す数値が高ければ高いほどいい」とばかりに数値だけで家の良し悪しを判断し、省エネのために使い勝手や間取り等をガマンするのでは「豊かで快適な住まい」とはいえません。また、高機能な省エネ設備は、補助金が出るものの、コストアップにつながる可能性があります。設置時のイニシャルコストと、設置後にかかるランニングコストのバランスを考えていく必要があります。

Q.8 夏涼しく冬暖かい住宅にしたいのですが・・・

Q.9でもご紹介しましたが、断熱性能と気密性を高める事で夏涼しく冬暖かい住宅にできます。その建物の断熱性能を決める断熱材は、多くの種類があり、いずれの断熱材もメリット・デメリットがあります。断熱材の厚さは、その断熱材のもつ性能とお住まいの地域や建物の部位によって基準があり、その基準に合わせて決定していきます。どんな断熱材も、正しく施工していなかったり、隙間があったりでは充分な性能は発揮できません。当事務所では一般的な木造軸組工法ではグラスール充填工法を採用していますが、設計の中で断熱に対するご希望をお聞きしながら、あまりオーバースペックにならない様に全体のコストの中で選定しています。

Column

当事務所所長羽鳥が、建築に対する考えや想いを綴ったコラムです。住まいを考える参考に、または建築への興味喚起に。ぜひご覧になってください。

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Q&A

住まいづくりを行う中で多く寄せられた、住宅に関する様々な疑問や不安を、Q&A形式でご紹介いたします。

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